革の原材料による分類

革といってもいろいろな革があります。
主な原材料による種類を紹介します。

１．牛革 ...カーフ、キップ、ステアなど牛の成長時期により革の名前と革の特徴も変わります。
２．豚革 ...ペッカリー（野豚）などの高級種もあります。
３．山羊革（ゴート）...大きいサイズをゴート、小さいサイズをキットと区分します。
４．羊革（シープ）...ヤンピー・羊吟が有名です。
５．鹿革（エルク・ディア）...近年ではディアスキンが有名です。
６．馬革（ホース）...肩までの高さが147cm以下の馬はポニーと言います。
７．爬虫類・魚類...ニシキヘビ、ワニ、トカゲ、エイなど模様を活かす革が多いです。
８．駝鳥（オーストリッチ）...クィルマークのある部位は革の中でも一部のため、希少だとされています。

牛革の素材とその特徴については、以下の通りです。

カーフスキン：生後6ヶ月以内の仔牛の皮をなめしたもので、
　牛革の中では一番高価で上質な革。
　繊維がきめ細かくソフトな風合いが特徴です。
キップスキン：生後6ヶ月～2年の中牛の皮で、カーフ同様に
　きめ細かい皮革ですが、カーフよりはやや厚め。
　ヨーロッパではカーフとキップは区別されていない場合もあります。
ステアハイド：成牛の革 (生後３～6ヵ月後に去勢したオス）。
　厚みがあり耐久性に優れている革です。
ブルハイド：生後3年以上の牡の成牛皮。
　繊維組織は粗く、丈夫で厚い。主に靴底、工業用革に使われます。

それぞれの革の特徴により、個人の好みが分かれるでしょう。
自分が好きな革を探すのはハマれますし、楽しいですよ。

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